第1回 大分県立美術館建設工事現場見学会がありましたので参加してきました。
ちわーす。
興味深いです、かっぱふぅ( @kappafoo )です。
昨日の午後、第1回大分県立美術館建設工事現場見学会が行われ、それに参加してきましたので記事にします。
この現場見学会は、平成27年春オープン予定の県立美術館の建設工事の途中を見学するというモノで、大分県の県立美術館推進局さんが7月中旬から8月上旬にかけて募集を行ってました。
場所は、iichiko総合文化センターなどがあるオアシスひろば21向かいになります。
この見学会は、午前に小中学生向けの見学会と午後の一般向けに分かれていました。
午前の部の見学会についての西日本新聞の記事はコチラです。
県立美術館 「完成楽しみ」 初の現場見学会 [大分県] – 西日本新聞
ということで、さっそく現場見学会っと思ったのですが...
まず、集合時間前にオアシスひろば21の中から、県立美術館の工事現場を見てみました。
基礎工事が進んでいるようですね。
工事現場の囲いには、県立美術館の完成予想図と大分県立美術館を表わすロゴ「OPAM」が描かれてますね。
外側から見たあとに、現場事務所に向かいました...途中で見た建設工事名称などです。
設計は、坂茂建築設計さん、施工は、鹿島建設・梅林建設さんのJVのようです。
現場事務所前には受付と関係する方々がいらっしゃいました。
その横ではテントが張られてましたよ。
現場事務所の中で概要の説明が行われました。
写真の写りが悪いですが、施工前の駐車場の時の現場です。
8月16日現在の写真です...基礎工事が着々と行われているようです。
ちなみに配られた大分県立美術館の概要のチラシを載せておきます。
地上3階地下1階で、建物面積16,769平方メートル(芸術会館の4倍弱)
・南側(国道側)水平折り戸で、開かれたスペースとなる。
・隣接するオアシスひろば21と、屋根付き歩道橋のペデストリアンデッキでつながる。
・展示部門のスペースは、芸術会館の約3倍の面積を確保している。
・1階展示室の壁は自由に動かすことができる。
・別府の特産品の竹工芸をモチーフに取り入れている。
ということのようです。
現場見学における注意事項ですね...ヘルメットの着用になります。
工事現場にみなさんで向かいます...エンジ色のヘルメットの方は一般参加者です。
工事の担当の方が要所要所で説明してくれます。
すべて、工事現場の外周からの見学となりました...まずは掘削の箇所です。
みなさん、こんなかんじで覗きこんでいます。
この箇所はコンクリート打設前の配筋が行われている場所になります。
説明をしてくれてます。
底から地面まで約7mになります。
コンクリート打設後に埋め戻しをした箇所ですね。
朝、朝礼を行う場所に戻ってきました。
オアシスをバックに重機を撮ってみました...ちょっと構図が下手でしたね。
現場事務所前に戻ってきて、鉄筋圧接の実演を見ます。
配筋のために鉄筋を繋げていくための技術のようです...指しているところが圧接のあとのようです。
実演では、直径が約5cmの鉄筋を圧接していきます。
特殊なバーナーで鉄筋の周りを熱していきます...柔らかくなったところで、両端から圧力をかけます。
赤熱して盛り上がります...これで接合ができました。
冷えると1本の鉄筋として使用できます。
なかなか、興味深い接合方法と工具でしたよ。
工事現場の見学や鉄筋圧接の実演は外でしたので、非常に暑かったです。
ジュースや...
かき氷を作ってくれましたよ。
美味しかったです。
今回の工事現場見学会に参加して、県立美術館の概要について説明を受けたりして、とても興味深く有意義でした。
今回は第1回でしたが、今後...
第2回 平成25年12月頃 冬休み中の日曜日(免震装置、建て方)
第3回 平成26年 3月頃 春休み中の日曜日(鉄骨)
第4階 平成26年 7月頃 夏休み中の日曜日(内装、屋上膜)
で、工事見学会を行うようですよ。
オアシスひろば21内のアトリウム広場には、県立美術館を紹介するブースがあります。
県立美術館の模型もあります...右から伸びている通路がオアシスと繋がるペデストリアンデッキになります。
外壁にある竹細工をモチーフしたモノの原寸大の模型です...けっこう大きいですよ。
もちろん、概要も展示されてますよ。
さて、次回の工事現場説明会も参加してみようかな。